鯨から現れるヨナ.Resource;The hidden pearl.
おすすめ書籍
   ここでは初学者向けの基本的な文献をサイト管理者が独自に選んでご紹介しています。

 

トップページへ

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 


英語
の本*

シリア正教への入門書

Brock (et al.), Sebastian. The Hidden Pearl: The Aramaic Heritage 書籍3巻とDVD・ビデオテープからなり、アラム語の遺跡からシリア正教の現在までが数多くの写真と共にビジュアルに概観できる一押しの書。著者はシリア学の第一人者セバスチャン・ブロック。このサイトのHidden Pearlsはここから抜粋訳させていただきました。
Barsaum, Aphram I. The Scattered Pearls: History of Syriac Literature and Sciences

シリア文献に関心を持つ人にとって必須の情報資料。全総主教エフライムIバルソウムによる著作であり、彼の立場から内部資料の情報が提供されていたり、様々な学説が比較検証されているところも魅力です。原文はアラビア語。他にシリア語訳、フランス語訳もあり。このサイトのliteratureはここから抜粋訳させていただきました。

Barsaum, Aphram I. The Shorter Catechism of the Syrian Orthodox Church 全総主教エフライムIバルソウムによるシリア正教会のカテキズム概要。このサイトのFaithはここから翻訳させていただきました。
Barsaum, Aphram (Ephrem) I. The Spiritual Treasure on Canonical Prayer 全総主教エフライムIバルソウムによる祈り方を解説した書。このサイトのprayer「教会礼拝の霊的賜物」はこの本の翻訳です。
聖人

偉人の著作と研究
The Sebastian Brock, Luminous Eye: The Spiritual World Vision of Saint Ephrem シリア人の聖人といえば第一に名前があげられる聖エフライムの思想を紹介する最も信頼できる包括的な書。著者はセバスチャン・ブロック。
St. Ephrem/Sebastian Brock, Hymns on Paradise 聖エフライムの「楽園の賛歌」と「創世記注釈」のセバスチャン・ブロックによる英訳。
St. Ephrem/Sebastian Brock,Hymn on the Eucharist 聖エフライムによる「正餐式の賛歌」のセバスチャン・ブロックによる英訳。
Cureton, William. Ancient Syriac Documents 大英博物館に収められている写本をもとにエデッサ周辺原始キリスト教に関する文書を紹介しており、アブガル王の改宗に関する収集物、シャルビル、バルサムヤ、ハビブの殉教者達に関する記録、サルガのヤコブによる3つの訓戒の原文と翻訳が収められている。著者は19世紀の傑出した東方文書の翻訳者かつ学者のウィリアム・カートン。
Drijvers, H. J. W.. The Book of the Laws of Countries: Dialogue on Fate of Bardaisan of Edessa バルダイサンの「国々の法」のシリア語テキストと英訳。
Takahashi, Hidemi. Barhebrarus: A Bio-Bibliography 東京大学の高橋英海先生によるバルヘブライオス研究のためのリスト。英語です。Amazonでも購入できます。
シリア語
Healey, John. Leshono Suryoyo: First Studies in Syriac シリア語を学んでみたい方へおすすめです。初学者のための英語による文法入門書。CD付。
Smith, Payne. A Compendious Syriac Dictionary 手軽な大きさと包括性で学生に選ばれ続けているシリア語-英語辞典の定番。Amazonでも購入できます。

日本語の本*
イレネー・アンリ・ダルメ /市瀬英昭,秘義と象徴 東方キリスト教典礼の歴史と現在についての手ごろな概説書。アルメニア、コプト、エチオピア、シリア・ヤコブ派(これがうちのことです)、ネストリオス、マロン、ビザンティンの典礼が日本語で紹介されている貴重な書籍。
ヴァルター レベル /筒井 賢治 ,新約外典・使徒教父文書概説

キリスト教の形成過程を研究するために不可欠な一次資料・宗教的な基礎文書群として、ナグ・ハマディ文書、『ソロモンの頌歌』、福音書文学、使徒行伝、書簡文学、黙示文学『ディダケー』(『十二使徒の教訓』)の概要を紹介しています。

荒井献,新約聖書外典 複数の外典が収められており、シリア正教徒の間で愛されているイエスの母マリアの生い立ちや使徒トマスのインド宣教に関する物語も含まれています。その内容が細部までシリア正教徒に伝えられているものと整合しているかどうかについては未確認ですが。
荒井献,使徒教父文書

複数の使徒教父文書が収められており、十二使徒の教訓(ディダケー)やアンティオキア教会の総主教であったイグナティウスの手紙などが含まれています。

 
トップページへ  Meriam & Joseph @2003. リンクは大歓迎、フリーです。転載の場合はご連絡下さい。